第五章 ~ 悪魔の優しさ ~

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「気持ちとか感情とか… 身体の関係持つより、ずっと重い。」 暁臣の言葉に 心臓がドクッ、と鳴って。 「関係を強いられれば それのみで対応は出来る。 だが、本当に…“それ”、だけだ。」 “それ”…って言うのは ーーーセックス。 身体の行為のみ… 「俺から相手に返せる想いや 感情は欠片も無い…」 暁臣には『それ』しか 無いとでも言うのか…? コイツは… どうして、こんなにも 人を愛せないんだろう… ーーーいや。 愛そうとしないんだ… ・
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