第一章 ~ 妹 ~

9/10

5959人が本棚に入れています
本棚に追加
/225ページ
内気な性格の妹が 言いそうな事だと思った。 「まぁ、18、19の歳で 付き合ってるから挨拶、なんてのは まだ無くても大丈夫そうだけど。 つか、別に口止めしに来なくても 親父達に言ったりしねーし。」 「いや、絶対お兄ちゃんは 何かの拍子でペラペラ 言っちゃうよ!!」 「…んな事は… あるかもしれねーけど。」 「ほら、やっぱり。」 「…知った口ききやがって。」 オレがプイッと顔を反らすと カヨはクスッと笑って。 「分かるよ、妹だもん。」 それを聞いた瞬間 胸にジーンッときて。 ・
/225ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5959人が本棚に入れています
本棚に追加