第六章 ~妹の幸せ ~

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「もう、いいじゃありませんか。 真剣にお付き合いしてる方がいるなら カヨだって、ちゃんと 紹介してきますよ。」 キッチンから ダイニングテーブルに ツマミを運んできたお袋が やんわりとフォローして。 「カヨは男の本性など 知らんかもしれんからな。 悪い男が来たら… 絶対に反対だっ!!」 親父の勢いに オレは小さく息を吐いて。 まぁ、カヨは悪い男に 引っかかった過去がある。 親父曰く、の 彼氏がいるらしい、じゃ 本当の所は分からないけど。 また、変な男 連れてこねーだろうな…? ・
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