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「先日、夜の繁華街で
ある女性を見掛けて…
その女性が男性と…
ホテル街に入っていく場面を
目撃してからなんですよ。」
廉太郎が語る内容に
オレは目をパチパチさせながら
馬鹿な頭を回転させて。
「女性…って…
その女が他の男と
ラブホに消えたの見て
機嫌悪くなってんのか?」
「キッカケとタイミング的には
それしかないんですよね。
その日の夜はヤクザ紛いの連中に
絡まれる度にボッコボコにして
暴れまくっちゃって。
大学目指すって決めた時から
自粛してた筈なんですけど。」
それって…単純に
ーーー嫉妬じゃね?
つか、その女って…誰?
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