第六章 ~妹の幸せ ~

16/31
前へ
/225ページ
次へ
「先日、夜の繁華街で ある女性を見掛けて… その女性が男性と… ホテル街に入っていく場面を 目撃してからなんですよ。」 廉太郎が語る内容に オレは目をパチパチさせながら 馬鹿な頭を回転させて。 「女性…って… その女が他の男と ラブホに消えたの見て 機嫌悪くなってんのか?」 「キッカケとタイミング的には それしかないんですよね。 その日の夜はヤクザ紛いの連中に 絡まれる度にボッコボコにして 暴れまくっちゃって。 大学目指すって決めた時から 自粛してた筈なんですけど。」 それって…単純に ーーー嫉妬じゃね? つか、その女って…誰? ・
/225ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5959人が本棚に入れています
本棚に追加