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「僕もチラッとしか
その場面は見えなかったので。
どんな女性かは分かりませんし
オミさんには勝手に
調べないように釘を刺されて…」
廉太郎は落ち込んだように
また溜息を吐いて。
暁臣が…
嫉妬してしまう程に
気にしてる女性。
廉太郎が気にする気持ちは
オレにもよく理解できる。
ーーーあの、暁臣が。
それも男とラブホに消えたのなら
暁臣ではなく
他の男を好きな女。
暁臣に好意を持つ女ではない
あぁ…だから、なのか。
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