第二章 ~ 冷酷な悪魔 ~

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オレはお調子者だし そこに爆弾があったとしても 無闇に突っ込んで行く性だ。 「酷いっ、藤堂君!!」 講義の合間に 昼寝でもしようかと 通りかかった大学の 講堂の裏で耳にした声。 藤堂? 「どうして、連絡くれないの? 私の事、好きじゃないの?」 人のいない裏庭で 奴に詰め寄りながら 涙を流しているのは 学内一の美女・リサちゃん。 こいつら、付き合ってたの? オレ、リサちゃん 狙ってたのにっ!! でも、まぁいいや。 ・
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