第七章 ~ 妹の声 ~

8/29
前へ
/225ページ
次へ
バイクは間一髪で 交わしてくれたが その勢いと驚きと恐怖で その場に座り込んだカヨ。 「…大丈夫… ビックリして尻もち…」 カヨは青ざめながらも そう言葉を放って。 「本当にすみません!!」 「気を付けろよ!! こいつは今、大事な身体…」 オレがバイクの運転手に 怒りをぶつけ出した途端。 「っ……痛…」 ・
/225ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5959人が本棚に入れています
本棚に追加