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「確かに、君は私に
交際を申し込んできましたが
丁重に断った私に
膝を付いたのは君ですよ?
辛うじて機能した私に跨って
腰を振ったのも君です。
後ろからじゃないと達せない、
と強請ってきたのも君だ。
気持ちがなくても
性行為など出来る男の性を
知らない訳ではないでしょう?
身体を繋げれば
関係が深まるとでも
お思いですか?」
ーーーコワ。
奴の低い声と言葉への
単純な感想はそれだ。
リサちゃんは顔を真っ赤にして
憤りや羞恥心、屈辱を
必死に噛み締めていて。
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