第二章 ~ 冷酷な悪魔 ~

5/16

5959人が本棚に入れています
本棚に追加
/225ページ
「確かに、君は私に 交際を申し込んできましたが 丁重に断った私に 膝を付いたのは君ですよ? 辛うじて機能した私に跨って 腰を振ったのも君です。 後ろからじゃないと達せない、 と強請ってきたのも君だ。 気持ちがなくても 性行為など出来る男の性を 知らない訳ではないでしょう? 身体を繋げれば 関係が深まるとでも お思いですか?」 ーーーコワ。 奴の低い声と言葉への 単純な感想はそれだ。 リサちゃんは顔を真っ赤にして 憤りや羞恥心、屈辱を 必死に噛み締めていて。 ・
/225ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5959人が本棚に入れています
本棚に追加