第八章 ~ 孤独な闘い ~

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一週間、喪に服して その間は憔悴し切った お袋に付きっ切りだった。 オレも無気力感に 浸ってしまいたかった。 でも独りになれば また混乱したように カヨの死を考えてしまう… なぜ、あんな事になったんだ? 何故、カヨが 死ななければならない? 元気だった 意識はあった お腹に子供がいた… ーーー切迫流産でも 『適切な処置』をしていれば 命まで奪われる事はない筈だ… アナフィラキシーショックも ちゃんと処置をすれば 助かったんじゃないのか? アレは… ーーー医療ミスだ。 ・
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