序章 ~悪魔の囁き~

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『あの日』 憎しみに飲み込まれ 強者に打ちのめされ 無力なオレに ーーー奴は言った。 綺麗な顔をした 真っ黒な男は 口角を上げて… その妖しい笑みに 背筋が凍りついたのを 今でも覚えてる。 そして… 『手を汚さずに “報復する方法”… 知りたくありませんか…?』 それは『悪魔の囁き』 だが、オレは魂ではなく 煮えたぎる“怨み”を 奴に売り払った… この憎しみを還す為にーーー ・
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