第九章 ~ 復讐の狼煙 ~

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暁臣はナイフを 腰元に納めて隠し オレの腕を掴んだ。 「っ…離せ!」 叫ぶオレを完全に無視して 暁臣は病院の正面入口から 足早に歩を進めていく 「っ…離せよ!! 離せっつってんだろ!!」 叫ぶオレを周囲の人間は 白い目で眺めていた。 暁臣は構わずに 病院の敷地の外へと オレを強引に引っ張って 「…犯罪者になるつもりか」 ・
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