第二章 ~ 冷酷な悪魔 ~

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「ゴムは関係ねーよ。 ナマでしても同じだし。 具合は人それぞれだし 相応に反応はしても どーも、俺にはイキツクまでの アドレナリンが足りない。」 なぜか、こんな会話に なってしまったが 話を振ったのはオレだし。 「ヤッてんのに 興奮しねーのかよ?」 奴が意外にも素直に 話しているようで。 「まぁ、機能はするけど。 根本的に最後は萎えるし。 “ゴムして女の中でイク” ってのを体感してみたいが どの女もハズレだな。 もうセックス自体、メンドイ。」 奴は呆れたように そう言い放って。 つか、まさか…コイツ。 そのイケナイ悩みで 自分を試す為だけに 誘われたらヤッてる、とか? ・
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