第二章 ~ 冷酷な悪魔 ~

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「…そこまでするのかよ?」 「ヤるなら徹底的に 手を打つべきだろ。 相手の排卵周期も 把握してねーのに ゴムだけで安心するのは無謀。 後からガキだ、何だと 因縁付けられんのウゼーし。 セックスだけの相手で 情の欠片もねぇ女なら尚更だ。 そんな女で人生狂わされんのは 心底、虫唾が走る。」 低い声で不機嫌そうに そう言葉を放って。 こいつは…ビビリ、じゃねぇ。 そうだ、コイツ医学部。 理系男子な考え方。 いや、そんなの関係ねぇ。 そんなの関係なく 自己中、つーか。 傲慢、つーか。 腹の中がドス黒過ぎる。 でも一理ある、とは思う。 ・
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