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オレはお冷の水と共に
言葉を飲み込んでから
普段通りに口を開く。
「元ヤンが更生して
医者の道に進む、とか。
そういうギャップ
女子の好物だけどな。」
「元ヤン、ではなく
周りがそんな雰囲気だっただけ、
と言う事にしといて下さい。」
「なんだよ、そりゃ。
言い方変えても
意味は変わらねーよ。
あ。そういや…
お前に泣かされた女が
オレに泣き付いてくんだけど?」
オレが冗談混じりで
暁臣に言うと
奴は呆れたように
溜息を吐いた。
「後始末は頼んでませんが。
“その後”、何が起こっていようと
私は責任持ちませんから。」
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