第三章 ~ 妹と友達 ~

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瑞穂の放った言葉に オレは目を見開いて。 「あなたも、って事は 高崎講師は藤堂君と そういう関係なのかしら? 言い方が癪に障るわ。」 瑞穂は不機嫌そうに 口を尖らせて。 瑞穂は暁臣の本性を 知らないし。 『優等生の藤堂君』を 根っから信じているんだろう。 高崎講師。 医学部の美人講師。 男子学生には人気のある 利発的な30代の女性だ。 確かに学部長や教授方同様 暁臣に一目置いている 人間の一人だろうが…。 ・
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