第三章 ~ 妹と友達 ~

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「高崎講師が勝手に 言ってるだけじゃね? 気にすんなよ。」 オレはトレーを持って 椅子から立ち上がりながら 瑞穂に告げて。 「そうね… 藤堂君を信じるわ。」 瑞穂は息を吐いて 立ち上がり去って行く。 若杉瑞穂の暁臣への 崇拝する気持ちは この頃から大きかったようだ。 暁臣と高崎講師…って。 大学内では教師と生徒だし 世間的には批判されるし。 真相なんか分からないけど 暁臣ってのは… そこらへんはちゃんと 弁えてんじゃないかな。 ・
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