第三章 ~ 妹と友達 ~

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「おい、カヨ。 コレなんかどうだ? カレシもよろこ…」 カヨと歩き回って 二時間ほどが経った頃。 街中の歩道で露店に並ぶ 指輪やブレスレットを オレはマジマジと眺めてて。 オレは話し掛けたけど 妹は佇んだまま無言。 「どうした?」 カヨは進行方向の向こう側から 歩いてくる男女のカップルを 呆然として見つめていて。 仲睦まじく手を繋ぐ そのカップルの男の方が こちらを見た途端 驚愕の表情を見せた。 ーーーん? ・
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