第三章 ~ 妹と友達 ~

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「…でも、こいつは 一発、殴らねーと…」 オレが低い声で呟いて 町田を睨むと 奴は顔を歪めて。 「そいつ、つまんねーんだよ! 簡単にヤれるから 相手してやっただけだし!! でも、ヤッてもマグロだし 全然、意味なかったけどな!!」 こんな場所で… そんな事を言うんじゃねー!! ブチブチ、と血管が 切れそうなオレを制止したまま 暁臣はフッと笑った。 「女性というモノは 芯から快楽を得られれば 自然と反応するものです。 そうならなくても 相手により多少の 演技も入れるのだと 聞いた事がありますが。 君の技術に問題があるのでは?」 ・
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