第三章 ~ 妹と友達 ~

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暁臣の小馬鹿にするような 言葉を聞いた町田は 一気に顔を険しくさせて。 「知った口を聞いてんなよ! あんたみたいな偉そうな男の方が 本当は経験少なくて スッゲー下手なんじゃねーの!?」 この町田の本性(馬鹿)が 露わになりつつ 浮気相手の彼女も 背後のカヨも…ドン引き? つか、公衆の面前で こう恥ずかしげもなく 叫ばれると、オレも引くわ。 「それなら試してみますか?」 低い声で呟いて オレの右手首を離した暁臣が 町田に近付いた瞬間。 ・
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