第四章 ~ 悪魔の傷痕 ~

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暁臣に『好き』だと 思わせる事が出来るだろうか…? 暁臣に愛される事が 出来るだろうか…? それは、ふとした疑問。 あの冷酷な男が 本気で人を好きになれば… そうなって欲しい。 それを見てみたい。 カヨみたいにキラキラ輝いて 暁臣が愛おしそうに 見つめる眼差しを… 『…でも“大切なモノ”は… 俺の中にも在る…』 オレの脳裏に蘇ったのは 初めて会話した時の ーーー暁臣の言葉。 ・
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