第四章 ~ 悪魔の傷痕 ~

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オレは暁臣を追うように 湯船から上がり フラフラしながら 脱衣所で全裸大の字。 「ほら。」 冷たい瓶牛乳を差し出した 暁臣にオレはヘラヘラ笑って。 「…サンキュー。」 「で、ちゃんと堪能した?」 唐突に問い掛けてきた暁臣に オレはボォーっとしながら 視線を上げて。 「…堪能?」 「俺の心を裸にするって言う 思惑と好奇心の達成感。」 ーーーえ? ・
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