第四章 ~ 悪魔の傷痕 ~

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裸の付き合いで 肌で感じてしまった。 暁臣の『大切なモノ』 最初から諦めるのは 納得いかない部分もあるけど カヨじゃ敵わないのかな…。 妹の気持ちを思えば 少し悲しくなったけど この世には… どうにもならない事もある。 ただ一つ理解できたのは 暁臣を今、ここまで 導いてくれた『女の子』は 暁臣にとっては かけがえのない存在だという事。 暁臣が唯一 無防備に笑うという事 (無自覚だけど)。 暁臣の恋愛許容量は きっと、その子で埋まってる。 それなのに… そんな暁臣を翻弄する 貴重な女性が現れるのは もう少し後… この4年後。 生涯を共にする伴侶と 暁臣は出会う事になる… ・
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