俺は最強の勇者でした。

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とある世界、そこには歴代最強と称される勇者がいた。 魔族との戦争に終止符を打つため、王国が異世界より召喚せし勇者。 扱う魔法から、彼は『氷帝の勇者』と呼ばれていた。 その氷帝の勇者は、半年の間この世界にいたが、半年で元の世界へと帰っていった。 だが、氷帝の勇者がこの世界に残した功績は多い。 魔族との和解、獣人族の迫害の解消、違法奴隷の全解放、魔族を裏から操っていた邪神の討伐等々……… たった半年でこれだけの偉業を成し遂げたのだ。 さて、そんな歴代最強の勇者は今…… 「なぁ、勇司。ミラル◯ツって弱点あんの?」 日常へと帰っていた。
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