3206人が本棚に入れています
本棚に追加
/146ページ
さて、着替えを済ませ、まだ時間に余裕がある為、少々ゲームをして時間を潰す。
だが、ゲームなんぞせずさっさと学校に向かうべきだった。
ふと、窓を見ると幼馴染みの一人、長い黒髪が特徴の結菜がこちらを見て何か言っていた。
何々?
ま ど あ け て
メンドクセェ…
だが、ここで開けなければ後々が五月蝿い為、窓を開ける。
「なんだ、ゲームの攻略で忙しいこの時間に」
「いや、一緒に学校行こうと思──」
「No」
ピシャリ、と窓を閉める。
あちら側で何か言っているが、一切聞こえませーん。
最初のコメントを投稿しよう!