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「―――――ん」
「ん……んんっ…」
朝か…
起きて、歯磨いて、飯食って、さっさと支度して大学に行くか…
「ん…んんーーーっ…」
上半身を起こして伸びをすると頭がすっきりしてはっきりと目を覚ます
「……………………ん?」
ええと……。どこだここ?
見渡す限り真っ白
見慣れた家具など一切ない
あっれぇ?
「ちゃんと部屋で寝てたはず…」
バイトが終わって家に帰って風呂に入って…疲れてたからさっさと寝たんだよな?
「全く分からん」
「目が覚めましたか?」
「へっ?」
突然、妙齢の女性が姿を現したので思わず間抜けな声をあげてしまう
「えぇと…どちらさん?」
「私ですか?神と言えば分かるでしょうか?」
「か……え?」
「"紙"ではなく"神"ですよ?」
俺がいまいち理解出来なくて呆然としていると女性は何か的外れな念を押してくる
「……神って…天使とか従えて的なあの神…?」
「少し違いますが…その神です」
「…じゃ、ここはどこ?」
「そうですね。説明し難いのですが…神の間とでも言えば理解出来ますか?」
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