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だけど、私がしている恋は普通の恋じゃない。
同性に恋しているからだ。
…ホントどうしたらいいのかしら…
憂鬱に浸るお昼休みだった。
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――
―――
――――
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海未「はい!あともう1セット!頑張って!」
μ's「はい!」
にこ「………」
放課後の練習。
やはり頭の中はあの悩みでいっぱいだ。
同じ空間に真姫がいるからなおさら。
海未「はい!お疲れ様でした!今日の練習はこれで終わりなので、しっかり柔軟して休んでくださいね」
μ's「はい!」
にこ「ふぅ…」
希「にこっち?」
にこ「ん、何?」
希「今日のにこっちは、なんだか上の空やったからどーしたのかなーって」
やっぱり希はみんなを細かく見てる。
そんな優しさも、今の私は上手く受け取れなくなっている。
にこ「…なんでもないわ」
希「ふーん…。そっか!ほな、ごめんな!」
にこ「いいわよ、別に」
はは、希なら受けとめて聞いてくれそうなのに。
物事を冷静に見れなくなってるみたいね。
着替えを済ませ、下駄箱へと向かう。
足取りも重い。この悩みはどのぐらい続いてるのかな…。
体感的には3年も4年も悩んでいる感じがする。
実際には2、3か月くらいかな。
そんなことを考えながらぼーっと、雨の降りそうな空を見ながら歩いていると
希「にこーっち!!」
にこ「あだぁっ!?」
首筋にクロスチョップが…。
頭がすっ飛ぶかと思ったわ…。
にこ「な、何すんのよぉっ!!」
希「あははっ、にこっちを誘おう思うてな!」
にこ「…へ?」
希「うちとデートしよ!」
にこ「…はぁ?」
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