これまでのあらすじ

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 その事実を知ったうえで、今後の自分の身の振り方を悩むエルドの前に、教団の刺客が立ちはだかる。 ギュストとユーギス。 二人の教団幹部との戦いの中で、己の中で湧き起った思い。 そしてルティエは、そんなホマル人のエルドを信じた。  しかし戦闘の後、エルドは戦いに恐怖を感じ、一度は逃げ出そうとしてしまう。 そんな彼の目の前に現れたのは、逃げ付いた先に辿り着いた、ソラーシャに暮らす少女、ベルネ・ミンシアであった。  ひょんな事から彼女に猫探しを手伝わされるエルドだが、そこで自分の成すべき事を、次第に見つけていく。 逃げる猫を追いつめ、見事盗賊団を撃退したエルドに対し、ベルネの父親であるケーニッヒから、彼女の母親を失った過去を知らされる。  教団により傷付く人はベルネの様に世界中に多くいる。 エルドはこれ以上悲しむ人を作らない為にも、教団と戦う事を決意し、ベルネを旅の仲間に加える。 そしてルティエは、セウィドに存在する唯一の国家、ラインドヘルム王国の王、オルガ・リュッセルに会う旨を伝え、エルド達と共に王都を目指す。  その道中で立ち寄った喉かな村、ルド村。 そこでエルド達は、シャーノの旧友ユーク・ランドと出会う。 シャーノの恋人を失った過去と、世界に対するユークの思いを知ったエルドは、彼の考えに同調する。
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