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そして始まった、ルティエが囚われていると目されたサンクローズ教会への潜入作戦。
そこで教徒に扮したエルドは、ハルー人の老人と出会う。
一度も教会の外に出た事が無いと言う老人に対し、エルドは様々な疑問を持ち、話をする。
教団を信じるハルー人にしてみれば、教団に頼る以外に方法が無かった。
ホマル人により繰り返された迫害の傷痕を、老人は語る。
しかしエルドの「人は進化できる」と言う言葉に、老人は可能性を感じ、エルドを送り出した。
その直後、突如として届く、教団のトップであり、諸悪の根源アラルト・ラル・アンフェルの知らせ。
焦るウィルベインにより強行される、教団に対する武力行為を前に、こんな筈じゃない筈だとルーカスに食い下がるエルド。
しかしルーカスは、戦争になる前の止むを得ない戦いとして、厳しい現実をエルドに突きつけた。
そんな戦いを続けるウィルベインの副リーダーを務めるイルザ・リーズリーと、共に教会に潜入したベルネが見つけた、隠された教団の地下室。
そこでエルド達は、ハルー人が実験道具にされている驚愕の光景を見る事となる。
ハルー人の恋人であるセシエ・フロールの身を案じて激昂するシャーノと、恐怖を浮べるベルネ。
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