これまでのあらすじ

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まるで今のホマル人とハルー人の関係を嘆く様なルティエの訴えを聴いた、シス教徒とウィルベインは、その戦いを止める。 それはセウィドの人々が壁を乗り越え、団結する事が分かった瞬間であった。  しかしその団結は、現れたアラルトの声によって、儚くも崩れ落ちてしまう。 アラルトの号令により、教徒とウィルベインによる戦闘が再び行われてしまった最中、エルドはルティエを守り、アラルトに刃を向ける。  力不足だと言い、簡単にエルドとルティエを突き放したアラルトの前に広がったのは、ルティエの作った魔法陣であった。 結局サンクローズ教会は崩壊し、しかしガーゴイルは炎精霊イフリートの力により倒され、街に被害が及ぶことは無かった。  その後日、ウィルベインはテロ組織として王国に認定されてしまうが、エルドのどんな困難に立ち向かう姿を見たルーカスは、仲間を信じこれからも教団と、変わらない世界と戦う事を決意したのだった。 そしてウィルベインから、イルザが仲間になり、再び王都を目指すエルド達。  その道中のメーラ大水源で、巨大な水棲獣と対峙しピンチに陥るエルド達の前に、もう一体の四大精霊が姿を見せる。 水精霊ウンディーネ。 再生の水の力を司るウンディーネの力を使い、エルド達は水棲獣を見事退ける。
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