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そんな二人の窮地を救ったのは、たまたま現場に居合わせたラインドヘルム国軍人、フェンデリック・セインベントであった。
国民を守る為だと張り切り、奮起するフェンデリックでさえ押し返すシス教徒。
しかしエルドが加勢に加わり、シャーノの策が成功し、何とか仮面のシス教徒を撃退するエルド達。
逃げる様に図書室を後にしたエルド達に、イルザが仲間から仕入れた情報を伝える。
王都より北の街、スイフスブルクにて行われる闘技大会の視察にオルガ国王は向かっていると。
先だってシス教徒に襲われているエルド達は、この街に留まって国王を待つのは危険だと判断し、スイフスブルクに向かう事を決意する。
その夜、ホテルに泊まったエルド達は、それぞれの思いを語る。
一人で全て抱え込もうとしてしまっているエルドに対し、シャーノは掛ける言葉を見失ってしまう。
自分は恋人を取り戻すために、シス教団をおびき出す為のエサとしてエルド達を利用しているとベルネに告げるシャーノ。
それで本当に仲間だと言えるのかと疑問に感じていた自分に、ベルネも同じだと告げる。
しかし悩むエルドとルティエを前にベルネは敢えて仲間であると強調し、シャーノも不器用であるが、支える事を決意した。
翌日、国王のいるスイフスブルクに向かう為に、ロンド岩道を通る一行。
その道中で、教団の幹部であるメイリスとの戦闘が始まる。
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