血と涙と心の刃

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上辺ではそんな言葉を吐いても、内側では必死にずるい欲望を抑えている。 昔と変わらない甘い香り。 嗅覚を刺激する誘惑が、俺の興奮を覚めやらぬものに変えてしまうから。 「でも・・・、ここはこんなに・・・。」 膨らんだままの下半身に触れる凜子。 隠せない本能的な欲求がばれれば、理性の箍を外す事なんて容易い。 「そんなにしたいの?」 「・・・うん。」 顔を赤らめ潤んだ瞳で嘆願する凜子。 真剣な彼女の眼差しに負け、俺は深く息を吐いた。 「今回だけだぞ・・・?」
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