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「俺はサッカー三昧だったなー。
毎日朝から晩まで練習して・・・。
だけど、当時はそれが楽しかったんだよな。」
朝練と放課後の練習、そして休日も朝から夕方まで練習ばかり。
そうでもしなきゃ、先輩たちが築いてきた“強豪”と呼ばれるチームを維持できないと思っていた。
今ならそんなに根詰めた事はやらない。
緩くマイペースに体を動かしながら、楽しさ重視でサッカーをやって・・・。
「雄哉は今でもサッカーやってるの?」
お冷のグラスに手を伸ばしながら、凜子は俺の現状を尋ねてくる。
しかし・・・。
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