第6章社長と秘書・・・
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修二兄のおかげで、妻の亜由美は、会社からもマンションからも近い、高度医療センター転院出来た。 転院の日、病院には、会長夫婦が来てくれていた。 「篠崎会長、奥さん…」 「佐伯君、大丈夫か?」 「はい」 何度も頭を下げた。
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