恋愛相談 【JYUNPEIの場合】

13/19
前へ
/37ページ
次へ
そう卵のことなんか すっかり忘れてしまったんだろう。 「それだけ?」 「いや」 俺は赤面して咄嗟に顔を覆った。 「何?」 「おねえさんがさ、いきなり聞いたんだ。『彼女はいるの?』って」 芦屋は当然、みなみの存在を知っている。 「純平、なんて答えたわけ?」 そして僕がその気もないのに断りきれず 彼女と付き合ってしまった事も――。
/37ページ

最初のコメントを投稿しよう!

19人が本棚に入れています
本棚に追加