恋愛相談 【JYUNPEIの場合】

4/19
前へ
/37ページ
次へ
言ってしまった。 自分から告白するなんて 生まれて初めてだった。 明らかに彼女は戸惑っている。 長い髪をかきあげて、俯いた。 いけない。 この状況。 思えばよく知らない男と部屋に2人きりなのだ。 彼女が身の危険を感じていても不思議じゃない。 「すみませんっ――忘れてください!」 僕はナポリタンをたいらげると 頭を下げて派手に立ち上がった。
/37ページ

最初のコメントを投稿しよう!

19人が本棚に入れています
本棚に追加