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「なっ、菜穂斗様に言われたくないですっ!」
「あれぇ~? 顔赤いよぉー? 照れてるのぉ千秋ちゃん。可愛いなぁ~もぅ。
だからってぇ、僕をからかっちゃダメでしょぉー?」
俺が可愛いとか、ねえよ。
寧ろ中の下か下の上くらいの平均少し下ぐれえだろ。
「まったく......(相変わらず可愛いって自覚がないんだから)
菜穂斗様っ! 着きましたよ」
「あ、ほんとぉだー」
気づいたらもう生徒会のお出ましをソワソワと待ってるチワワたちの列まで来てた。
取り敢えず千秋にお礼だけ言って俺自身も列に加わる。
生徒会が来たらおはようございますとか言わねえとだからな、サボれねーわけだ。
なんたって総隊長だから。
「ありがとねぇ~千秋ちゃん」
「はいっ!」
千秋も急いで列に加わった。
まったくもって親衛隊のチワワは可愛い。
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