第1章

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悔しくて悔しくて 悔しくて吐き出したい気持ちも吐き出せない世界で 日々を過ごす毎日。 こんなに悔しいと感じたことなかった。 他人と比べられるのはいい。 陰口を言われても気にしない。 なのに、わたしがしたことを否定すること 成し遂げたことを握りつぶされること。 わたしがしたことは、彼女の名誉となり わたしは、陰の存在になる。 取られた名誉とは思わない。 だけど、わたしが頑張ったことまで陰にしないでほしい。 悔しくて悔しくて吐き出したい気持ちも吐き出せない。 だから、それよりも上を目指してやる。 彼女よりも上に登り詰めてやる。 そうるれば、悔しさが喜びへと変わるだろう。 あのときの悔しさがバネだと思うことができるだろう。 今は陰。 でも、絶対光の指す場所に立ち、そこで立ち続けてやる。
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