第1章

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とある廃墟倉庫 第三者Side そこには、一人の少年と数十人の大人がいた。 だが数十人の大人は、ただの民間人の様な服ではなく、民間人が持てる筈の無い銃を手に持っているのだ… 普通だったら捕まっても可笑しくない。 だが、彼らは捕まっていない… 何故か、簡単だ。 彼らは、この世界で銃火器を所有し大規模に拡大している犯罪者組織の一つなのだから… 彼らが所有している武器は色々とある。 ・AK-47 Ⅲ型(AR) ・コルトパイソン(HG) ・AK-74M(AR)(近代化) ・L85A2(AR) ・RPK-74(LMG) この装備、何処からどう見ても重武装である。 そんな重武装をしている大人達は、少年に銃口を向けている。 だが、銃を向けられているにも関わらず、少年は臆す事無く大人達に向いていた。 すると大人達の中から、筋肉質なゴツい男性が現れ少年の前に来た。 どうやら、このゴツい男性が、この重武装をした犯罪者組織のリーダー格の様だ。 リーダー格の男性は、少年に話し掛けている様だ。 と言っても、男性が一方的に話しているだけなのだ。 だが、少年は話しを聞かず、腰のホルスターに納めているハンドガン(HG)を引き抜いた。 引き抜いたハンドガンはFN Five-seveN(FN ファイブセブン)。破壊力こそ無いが貫通力の高いベルギーのFN社が開発した自動拳銃。 使用弾薬は、5.7mm×28弾と言った通常の弾丸より少し小さい特殊な弾丸を使用しており、破壊力こそ無いが弾面積が小さい事で弾のスピードが速まり通常の弾丸より驚異的な貫通力を持っている。 そんなHGを少年は、ゴツいリーダー格の男性に向けて無情にも引き金を引き放った。
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