第1章

3/7
前へ
/11ページ
次へ
トリガーを引かれたHGは、薬室に装填された5.7mmの特殊弾の撃針に0.02秒の早さで振り下ろしてきたハンマーが当たり発火薬に着火し薬室内に入っている発射薬に引火し爆発。 その爆発によって薬室内で膨大な運動エネルギーの圧力が発生し鉛玉である弾丸が発射された。 発射された弾丸はFive-seveNの銃口であるバレルから標的の男性の額に向けてジャイロ回転しながら飛んでいく。 それと同時にFive-seveNの上部がスライドし火薬を燃焼し弾を射出して空になった薬莢が煙を焚きながら排出される。 射出された空薬莢はそのまま地球の重力に引かれて地面に落下する。 この動作に約一秒 Five-seveNから発射された弾丸は勢いを殺さず標的である男性の額に当たった。 それと同時に男性は、頭から真っ赤な液体を出し地面に倒れた。 自分達のリーダー格の男性が間近でぶっ倒れた事に唖然とするヤクザ擬きの犯罪者組織。 倒れたリーダー格の男性の額にはポッカリと○の穴が出来上がり、そこから真っ赤な液体…血液が滝の様に溢れ出ていた。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加