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紫サイド
…
……
………
「……もどって……きた……」
久しぶりの森をみて、私は少し懐かしくなった。実際、30分もたっていないのだが
ガサッ
「あれ?きみ、なんでこんなところに?」
急に草むらから女性が出てきて、私に問いかけてきた
「私は……迷子になって」
とっさについたうそのため、鉄板なものになったが、
「そう?じゃあ、私が王都までおくるよ!」
「いいんですか?」
「いいっていいって」
「ではお言葉に甘えて」
「じゃあ、転移するから捕まって」
私は女性の服の裾をつかむ
「いくよ?転移」
そうして私たちは王都に転移した
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