第3章

3/6

33人が本棚に入れています
本棚に追加
/19ページ
「ふーん…それで?」 「てめぇ!女だからって生意気だ!体で教えてやる!」 そう言って酔っ払いは殴りかかってきた その攻撃は単調で、速くないので、簡単によけることができた 「おかえしですよ」 酔っ払いの懐に潜り込み、セーブしながらお腹に一発入れた 「ガハッ??」 酔っ払いは簡単に吹き飛び、壁に激突して気絶した 「弱い……」 「あらあら、なにがあったのかしら?」 そんな声とともに先ほどミザさんが入って行った通路から緑色のストレートのお姉さんが出てきた。その後からミザさんも出てきた 「あら、揉め事?」 「ユカリちゃん、大丈夫?なにがあったの?」 ミザさんに酔っ払いに絡まれ、撃退したことを伝えると、ミザさんは驚いた顔をした。それとは逆に横から聞いていた、緑髪のお姉さんは、「あらまぁ……」といいながらなにやら笑みを浮かべていた 「ユカリちゃん、それ、ほんと?」 「はい」 「ユカリちゃん……まあ、いいや……」 「?」 何か問題があったかな? 「とにかく、ユカリちゃんの登録しようね……」 「そうでした」 「わすれてたの?……」 ミザさんに呆れられた(つД`) 「じゃあ、あなたがミザの話してた新人さん?私はエルザ・ミスアデス、ここのギルドマスターですよ」 ミスアデス…?じゃあ、エルザさんとミザさんは姉妹?…… 「ちなみに、ミザの姉ですよ」 「名前でわかりますよ……」 「そっか!じゃあ、魔力とか測るから、ついてきて」 「わかりました」
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

33人が本棚に入れています
本棚に追加