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「ふぁ~ぁ……」
私は学校へ真っすぐ続く道を歩きながらあくびをしていた。
私の名前は霧野 紫。いたって普通の中学生3年生だ。
昨日夜更かししたわけでもないのに、とても眠かった。
眠気に耐えながら今日も授業を終え、一人帰路についていた。
今日の夕食はなにがいいかな……人参たくさんあるから使うとして……
パキンッ
あれ?……なんだか……苦しい………体も思うように動かない……
ドサッ
……私……どうしたの………?……
パァン!
その場が一瞬、眩い光に包まれ、それがおさまった後には、少女のカバンが落ちているだけだった
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