第0章

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「ふぁ~ぁ……」 私は学校へ真っすぐ続く道を歩きながらあくびをしていた。 私の名前は霧野 紫。いたって普通の中学生3年生だ。 昨日夜更かししたわけでもないのに、とても眠かった。 眠気に耐えながら今日も授業を終え、一人帰路についていた。 今日の夕食はなにがいいかな……人参たくさんあるから使うとして…… パキンッ あれ?……なんだか……苦しい………体も思うように動かない…… ドサッ ……私……どうしたの………?…… パァン! その場が一瞬、眩い光に包まれ、それがおさまった後には、少女のカバンが落ちているだけだった
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