迷い姫

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”献上品”という言葉に美加は驚くとともに、 本当に、戦国時代に迷い込んでしまったと確信したのだった。 そう考えこんでいるうちに美加の意識はまた遠くなり、 そのまま丸一日眠って過ごした。 翌朝起きると ふすまの向こうに、あの男性が来ているようだった。 さくらと私の様子について話している。
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