伽へ再び行く姫

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そう言った信長公は、ごつごつした手で美加のあごを掴み、うつむきがちだった顔を上に向かせた。 自然と信長公と美加の目が合った。 「その目だーーー その目を手離すのが惜しい気がしてきた。 それで昨夜寝所に呼んでみた。 そなたは、男を知らぬのであろう?」
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