幽閉から開放された翌朝の姫

6/8
前へ
/26ページ
次へ
「美加、やせすぎぞ。 その分では、胸の肉まで落ちてしまったのではないか!?」 「ええ?」 美加は慌てて、自分の胸に手をやった。 「白湯がこぼれるぞ!」 と信長公の声が飛ぶ。 「もう、お館様がからかいになるから。 うふふ」 美加からようやく笑顔がもれた。
/26ページ

最初のコメントを投稿しよう!

709人が本棚に入れています
本棚に追加