【R18】南蛮人から送られた木ノ実の油と、姫

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「すこし、ずらしますね」 美加は後ろにまわった信長公の肩に 木ノ実油を塗るために、 少し湯浴みあがりの夜着をずらした。 美加は手であたためた木ノ実油を 信長公の肩にやさしくすり込む。 「---ん? 何をしておる?」 軽く美加を振り返って言った。 それに笑みで返し、 「はい、こうして肩の血の流れをよくしております。 血の流れがよくなることで、疲れが癒されます。」 美加は丁寧に肌をさする。 「・・・うむ、そうだな。 なにやら心地よい。」 美加は、うふふっと微笑む。
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