【R18】南蛮人から送られた木ノ実の油と、姫

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「お館様、 美加は少し調子に乗っても よろしいでしょうか? お館様、横におなりださいませ」 よほど肩を木ノ実油でさすられた ことが心地よかったのか、 信長公は美加の言葉どおり 静かに横になった。 「失礼致します・・・・」 美加はさらに信長公の 夜着をはがす。 刀傷の残る背に 手いっぱいにつけた 木ノ実油を広げていく。 アーモンドの良い香りも 寝所中に広がって、 くつろげる空間へと 変わって行った。 ゆっくりと背をさする。 油の効果もあって やわらかい動きで美加の手が 背を往復する。
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