654人が本棚に入れています
本棚に追加
あおむけに眠る美加のほほに一滴垂らし、
やさしくすりこむ。
美加のほほがさらに触り心地のよいものになればとさすってみた。
美加は、
「・・・うん・・・」と眠ったまま声をあげた。
信長公はさらにもう一滴、
ほほに垂らすとその油を耳に塗りこむ。
さらに美加は寝たまま声をあげる。
首筋をさらにさすってやると、
美加の血の流れがよくなったのか、
月夜の中、美加のほほが蒸気するのがわかる。
「・・・うん?
・・・お館様?」
美加は寝ぼけたまま、横になったまま
信長公に声をかけた。
最初のコメントを投稿しよう!