【R18】南蛮人から送られた木ノ実の油と、姫

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信長公の寝所で、 美加は瓶を手に静かに主君の訪れを待った。 「・・・美加、なにごとぞ。」 信長公が静かに入ってくる。 頭を下げて、美加は待つ。 美加の前に座った信長公は、 瓶を持った美加の手を握る。 「・・・この木ノ実油が、疲れをとるのか?」 美加はようやく顔をあげ、 「はいっ、 美加にお任せくださいませ。」 「フッ、 この夜中にそう張り切るな。」 信長公は美加の様子を鼻で笑う。
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