第1章

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「私たちが魔法なんか使えるわけ無いでしょ!この前まで一般人だったのよ?」 「でもずっと思ってたんだが体が軽くないか?」 「うちもそれはおもとったわ。ぎゃくに違和感あるわ」 「私の意見としては重力が小さいんだと思います。この世界は地球とは異なる可能性が高いので重力も変わるんでしょう。本当に少ししか変わらないみたいですがそれでも変わるものです。」 「さすが博士だね!後は肝心の魔法が使えるかなんだけど…」 「それなら私が一番簡単な魔法を教えるので実践してみてはいかがですか?」 「それもそうだね!それを試せばはっきりする!僕がするからみんな見ててよ!」 「それでは、そこに椅子があるのでそれを浮かしてください。これは一番簡単な魔法で何も言わなくても発動するでしょうが一応、【浮遊】と唱えてください。」 さっき召喚された時にいた王女様?が助け舟を出してくれた。 (ん?何かがおかしい。あ!) 「「「いつの間にこの部屋にいたんだ!?(いたのよ!?いたんや!?)」」」 「え?結構前からいたのですが皆様話に夢中だったので黙って端っこにいたのですが力になれそうなので話に参加しました」 本当にいつの間にって感じだがぶっちゃけここにいるみんな初対面のようなものなのでいきなり王女が混じっても違和感が少しもなかったのも原因だ。
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